あれだけ沢山あった柿の葉が、今朝の強風に煽られ一斉に落ち葉となって、秋の空に舞っていく。
木から離れた時から自由になったとしても、風に身を任せるだけだから行方も知らない。
春、新緑に輝きながら大きくなって、暑い夏の日差しを全身で浴び葉緑素を作り木を支えてきた。
年月の経つのは早く、その役目ももう終わった。
風に吹かれ落ちたところでこれから、地球という母なる大地の栄養になる葉は、また新しい木の芽吹きを助ける。
巡り巡っている命は、全てに通じその根源はこの宇宙全体に広がっている。
私たちも葉と全く同じすべての命は巡り巡っているんだね。